書籍名『たたかう多重債務　事務処理の手引き』
第１章　過払金請求訴訟の論点
　第１節　充当問題の総括
　１ 充当の裁判の現状について　 ２ 利息制限法の性格と「他の債務」への充当　
　３ 利息制限法をめぐる判例の確立　４ 最高裁の迷走と軌道修正
　５ 最高裁判決の是正内容の対照 ６ 相殺論 ７ 結び「迷ったときは基本に帰れ」
　第２節　悪意の推定を勝ち抜く
　第３節　過払金の置き捨てを許さない
　１ はじめに ２ マルフク・タイヘイからＣＦＪへの承継問題
　３ クオークローン・タンポートからプロミスへの承継問題
　第４節　破綻貸金業者の追求
　１ 破綻貸金業者への理論と運動 −アイフルの例から−
　２ 武富士会社更生事件の現状と問題点
第２章　クレジット・消費者事件処理の新たな視点
　第１節 クレジット決済代行業者の問題点
　第２節 情報技術利活用による消費者被害救済　−ｸﾗｳﾄﾞ､ｿｰｼｬﾙﾈｯﾄﾜｰｸの可能性−
第３章 多重債務と依存症問題
　第１節 ギャンブル依存症（病的賭博）とは何か？　−多重債務との関係について−
　第２節 ギャンブルを原因とする多重債務　−個別的支援の事例報告−
　第３節 世界から見た日本のパチンコ産業　−被害者の会相談員の立場から−
　第４節 依存症問題対策全国会議の取り組み