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書籍名 |
高金利・悪質金融とのたたかい方 サラ金二法改正と最高裁新判例を受けて |
著 者 |
全国クレジット・サラ金問題対策協議会 |
発行年 |
2004 |
数量
―売切れました― |
価
格 |
2,500円 |
送 料 |
160円 |
目次 はじめに
第1章 貸金業規制法・出資法の2003年改正の概要
1節 改正の経緯と改正法の概要 1 改正の経緯 2 改正法の概要 3 改正法の問題点
2節 改正法のここが活用できる
第2章 最高裁第二小法廷平成16年2月20日判決
1節 最高裁平成16年2月20日判決の解説と射程 1 最高裁平成16年2月20日判決 2 最高裁判決の判示事項 3 本判決の貸金業規制法43条の解釈に及ぼす意義 4 イッコーに対する最高裁平成16年7月9日判決 5 最高裁判決後のSFCGの動向 6 最高裁判決のSFCGの各所面への射程
2節 最高裁判決のここが活用できる 1 43条はどのようにして作られたか 2 43条を認める判決の底流にある政策判断と政策判断からの脱却 3 返済の際の借主の意思(債務総額の減少)と充当の意思表示 4 対SFCG弁論要旨の違憲論と最判平成16年2月20日 5 滝井繁男補足意見と任意性の復権と契約書面の実質的な判り易さ 6 705条の判例 7 18条要件の内閣府令による緩和の是非 8 天引・先払計算の主張、個別取引の主張、過払後の貸付の充当問題 9 まとめ
3節 最高裁平成16年2月20日判決のシティズ訴訟への活用 1 滝井補足意見 2 反対説について 3 残された課題 4 期限の利益喪失約款の実体法上の効果 5 貸金業法43条のもとにおける期限の利益喪失約款の効力 6 シティズ訴訟への活用
第3章 仮差押え・差押えに対する対策
1節 SFCGの司法テロに対する対応 1 法的手続きの濫用の問題(防御の問題) 2 過払い請求、和解について
2節 あるべき公証人制度に向けて 1 なぜ公証人制度なのか? 2 訪独調査(本年3月20日〜3月28日) 3 ドイツの現状と法改正 4 我々が求める3つの原則 5 さらに改正が必要な点 6 中間的課題 ー 任用制度の改善
第4章 取引履歴開示と過払い金返還請求の到達点
1節 取引履歴開示の最先端 1 取引履歴開示実務の最先端 2 貸金業者の開示拒否とその対策 3 CFJ過払金返還一斉提訴 4 債券譲渡・営業譲渡と過払金返還請求について
2節 過払い金返還請求の最先端 1 金利計算に関する問題提訴(弁済日不算入説) 2 「三洋信販」過払い金一斉提訴の取り組み 3 対しんわ弁護団の報告 4 被害者の会における過払い金返還請求の取り組み
第5章 司法書士の簡裁代理権とクレサラ訴訟の最先端
1節 認定司法書士と簡裁代理権の現場報告 1 はじめに 2 簡裁訴訟代理関係業務の事物的範囲 3 債券調査の位置づけ 4 認定司法書士の出現と実務の変容 5 おわりに
2節 貸金業者に対する時効援用の主張と債務承認の再抗弁等 1 代理1年 2 消費者の劣位性の利用 3 武富士の時効債権請求の実務 4 被告事件
第6章 ヤミ金融対策の最先端
1節 ヤミ金融規制法成立とその後の状況 1 ヤミ金融撲滅の闘い(ヤミ金心中3人の命を無駄にするな) 2 道、県、自治体でヤミ金融緊急会議が作られた 3 ヤミ金融業者らの「お悔やみ電報」に対し、NTT西日本を提訴(18名) 4 ヤミ金融全国一斉集団告発 5 ヤミ金融撲滅運動が「ヤミ金の帝王」逮捕に追いつめる 6 ヤミ金融対策法施行後の全国での被害状況
2節 ヤミ金対策・過払い金取り戻しの最先端 1 ヤミ金とは何か 2 利息の計算方法 3 法律上の効果 4 処理方法 5 再発を防ぐために 6 ヤミ金・おれおれ詐欺・架空請求撲滅運動
3節 ヤミ金融対策、司法書士の取り組み 1 はじめに 2 ヤミ金融業者との闘い方の基本 3 チケット金融との闘い方 4 最後に
第7章 改正破産法の適正な運用に向けて
索引1 事項索引一覧 索引2 判例索引一覧 資料1 全国の弁護士会の法律相談窓口一覧 資料2 全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会加盟団体
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